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じわじわと恐ろしくなってくる。少子高齢化時代のリアルな日本。

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少子高齢化って最近聞きませんね・・

あれか、もう話題にならないくらい社会に浸透してしまったってことなんでしょうか。

最近だと、超・高齢化なんていう言葉も耳にしますね。

でも、実際に東京に住んでいるとそこまで「めっちゃ子供少ないなー」とは思いませんよね。「高齢者多いなー」とは思いますけど。

まぁ、僕もたかが四半世紀しか生きていないので人口の変化なんてあんまりわからないわけですよ。

そんな時に、やっぱりグラフの力はすごいですね。

これを見ると、これから少子高齢化が進んでいく日本の将来に対してじわじわと恐ろしさがこみ上げてくること間違いないです。

総務省統計局のデータを出典としてまとめてある、日本の男女別人口の推移です。

大正9年(1920年)から2050年までの人口変化のグラフです。

非常にシンプルなんですが、こうやって時系列に沿って見ていくといろんな発見がありました。

1945年に20〜30代の男性人口が激減していること

1950年ごろには第一次ベビーブームがあり、

1975年ごろに第二次ベビーブームがあったこと、

などなど

しかし、そのあとの出生数の減少には目をみはるものがあります。

団塊の世代が高齢者に入って生き、子供はますます減っていく。

いやー。見事なまでの「少子高齢化」なんですね

2050年には100歳以上の人口が60万人って・・・ねぇ

将来の日本の姿がホラーすぎる

では、そんな少子高齢化が進んでいく日本。どんな時代になっていくのか。

経済大国と呼ばれた頃の五、六0年前の繁栄の面影など、もう国のどこにも残っていない。現在の日本は、繁栄を謳歌するアジアの国々に囲まれて、貿易赤字と財政赤字と、膨大な数の老人を抱え、さまざまな化学物質に汚染されてもはや草木も生えなくなった老小国なのである。

引用元 篠田節子「静かな黄昏の国」

わからない将来を考えるのに、小説の想像力は良い手がかりです。

少しショッキングだが、第一次産業が壊滅し、産業の空洞化があらゆる分野で進み、発電と核燃料再処理だけが日本の基幹産業になった将来の話です。

国も命もゆっくりと確実に朽ちていく中、葉月夫妻が終のすみかとして選んだのは死さえも漂白し無機質化する不気味な施設だった。

引用元 篠田節子「静かな黄昏の国」

これ以上はネタバレになるので書けないが、ぜひ手にとって読んでほしい。


【amazonリンク】静かな黄昏の国 (角川文庫)

この作品「静かな黄昏の国」は2002年に発行されています。

原発をテーマとして描かれた小説はやはり2011年以降に書かれたものが多い。しかし、この作品はそれより先立つこと10年前に書かれているのだ。

そこに篠田節子という作者の先見性を感じざるをえない。

だからと言って、本当に日本が描かれているような老小国になっては困るのだが・・

ホラーが現実になる前に

まぁ、ホラーやSFをそのまま鵜呑みにする必要はないですが、

だけど、最初に紹介した人口グラフの方は軽くあしらえるようなデータではありません。

我が国における総人口の長期的推移

人口が減っていくことに対しどんな手段を取るのか。

さすがにこの急激な変化はさまざまな歪みを起こしそうなので、人口をソフトランディングさせるための社会保障を充実させるかは肝になってくるでしょう。

もちろん、海外からの移住を促進することも必要になってくるでしょう。

でも、そんなことよりもまずもって、

僕たちが暮しかたをシフトしなくちゃいけない。

競争で資源を食い潰すのではなく、共に共創して行けるような社会モデルを作らないといけない。

確かに、こんなグラフを見たって生活が劇的に変わることはない。だけど、個人が動き始めなきゃ何も変わらない。

なぜかって、この問題は他人事ではないから。

自分たち自身、そして子供の世代にダイレクトに関わってくる問題だからだ。

じわじわと変化していくこれからの日本。

一緒に考え、議論して、変えていきましょう。